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2026.11.06|外務省情報|チャド|

(注意喚起)チャドにおけるデング熱の流行

【ポイント】
●チャドでは現在、首都ウンジャメナを中心にデング熱が流行しています。
●防蚊対策(長袖・長ズボンの着用、忌避剤の使用)や蚊の発生源となる「たまり水」の除去等を徹底してください。
●発熱等の症状が出た場合は、自己判断せず、速やかに医療機関を受診してください。


 チャド保健・予防省および世界保健機関(WHO)等の発表によると、現在チャド国内においてデング熱の流行が確認されており、現地当局が警戒を強めています。在留邦人の皆様および渡航・滞在予定の皆様におかれましては、最新の情報の入手に努めるとともに、蚊に刺されないよう防蚊対策を徹底してください。

1 流行状況
 チャド政府は、本年7月24日に首都ウンジャメナにおいて初のデング熱症例を確認した後、10月3日にデング熱の流行を正式に宣言しました。WHO の報告(10月30日付)によると、現在までに国内6州(首都ウンジャメナ、ワディ・フィラ州、ワダイ州、シラ州、バタ州、西エネディ州)で計353件の確定症例、14人の死亡が報告されており、特に首都ウンジャメナにおいては、全体の約8割を占める288件(死亡9人)の確定症例が確認されています。疑い症例はさらに多数あり、現地の検査体制が十分に整備されていないことが予想されます。今後乾季に向かうにつれて症例数が減少することが期待されるものの、引き続き注視が必要です。

2 チャド政府の対応
 チャド政府は、デング熱対策本部の設置、航空機や公共交通機関の殺虫処理、医療費の全面無料化を含む優先措置の実施等、防疫・医療体制を強化しています。なお、現時点において、デング熱を理由とするチャドへの入国規制や、入国時の特別な検査・隔離等の措置は確認されていません。

3 デング熱について
 デング熱は、ウイルスを持つネッタイシマカやヒトスジシマカに刺されることで感染します。感染すると、3~14日(通常4~7日)の潜伏期間を経て、突然の高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、発疹などの症状が現れます。多くは軽症で回復しますが、稀に出血傾向を伴う「デング出血熱」と呼ばれる重症に陥ることがあり、適切な治療を行わないと死に至る場合もあります。

4 予防と対策
 デング熱には有効な予防接種や特効薬がないため、「蚊に刺されないこと」及び「蚊を発生させないこと」が最大の予防策です。
【防蚊対策】
外出時や屋内でもできるだけ長袖・長ズボンを着用し、肌の露出を避ける。ディート(DEET)やイカリジン等の有効成分が含まれた虫除け剤(忌避剤)を適切に使用する。就寝時には蚊帳を使用し、網戸の設置や殺虫スプレー等を活用して室内に蚊が入らないようにする。
【蚊の発生源の除去】
ネッタイシマカ等は、植木鉢の皿、バケツ、雨樋、古タイヤなどの小さな「たまり水」に卵を産み付けます。家の中や周辺にたまり水を作らないよう、定期的に清掃・排水を行ってください。
【発熱時の対応】
突然の発熱や頭痛、関節痛などの症状が現れた場合は、自己判断で解熱鎮痛剤(※アスピリンやイブプロフェン等の非ステロイド性抗炎症薬は、出血傾向を助長する恐れがあるため使用を避けてください)を服用せず、速やかに医療機関を受診してください。


在カメルーン日本国大使館 領事班
Ambassade du Japon au Cameroun
1535, Rue 1828, Bastos-Ekoudou, Yaounde, Cameroun (B. P. 6868)
Email: ryojicameroun@yd.mofa.go.jp
Tel: (237) 222-206-202、(237) 222-206-203(代表電話)
(237) 650-592-149 (閉館時緊急電話)
HP: https://www.cmr.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

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出典:外務省海外安全情報オープンデータ
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/html/opendata/
本ページに記載の情報の内容については情報発信元の外務省・大使館・領事館等にお問い合わせください。