外務省海外安全情報
新型麻薬「エトミデート」、笑気ガス及び電子たばこ等に関する注意喚起
ホーチミン市公安局は、2030年までに「薬物のない社会」を実現する目標を掲げ、薬物犯罪の取り締まりを急激に強化しています。ベトナムでは新型麻薬「エトミデート」が深刻な問題となっているほか、2025年1月から笑気ガスや電子たばこ等も全面的に禁止されています。
ベトナムにおいて薬物犯罪は非常に重罪です。外国人であっても一切の例外なく処罰され、麻薬等の所持、運搬、売買等に関与したと判断された場合、最悪のケースではベトナム刑法に基づき終身刑や死刑などの重刑が科されます。
邦人の皆様におかれては、以下の点に十分注意してください。
1 ベトナムにおける現状と危険性
(1)新型麻薬エトミデート
ベトナムでは「ポッドチル」や「リラクシングジュース」等の隠語で呼ばれ、脳や内臓に深刻な障害を引き起こす極めて危険な物質です。
日本でエトミデートは「ゾンビたばこ」に含まれており、薬機法に基づき規制されていますが、ベトナムでは2026年1月に「麻薬」に指定されました。直近でも、外国人を含む大規模な密売・密造グループが多数逮捕・起訴されています。
(2)「笑気ガス(ボンクオイ)」(亜酸化窒素)の全面禁止と深刻な神経障害
「笑気ガス(ボンクオイ)」は全面的に禁止されており、実際に邦人が使用・所持により公安に摘発される事案も発生しています。
吸引を続けると重篤なビタミンB12欠乏症を引き起こし、末梢神経や脊髄に深刻な損傷を与えます。また、手足の激しいしびれや四肢の脱力により歩行困難となり入院する事例が報告されており、最悪の場合、生涯回復不能な麻痺が残る危険性があります。
(3)電子たばこ等所持による「麻薬所持」の容疑および管理者責任のリスク
麻薬混入の電子たばこが密売されている現状から、電子たばこ等を所持しているだけで、公安から「エトミデートのリキッドを隠し持っているのではないか。」との疑いをかけられ、薬物鑑定や捜査のために長期間身柄を拘束されるほか、出国禁止措置により長期間帰国できなくなるリスクがあります。
さらに、自身が所有・管理する場所(店舗やオフィス等)で他人が電子たばこ等を使用することを容認した場合、罰金が科されるなどの管理者責任が問われることとなるため、施設管理にも十分な注意が必要です。
2 皆様へのお願い・対策
●薬物、笑気ガス、電子たばこ等は、いかなる場合も所持・購入・使用しないでください。
●ナイトクラブ、バー、カラオケ、バックパッカーストリートにおける不審な勧誘には絶対に応じないでください。
●見知らぬ人物や信頼のおけない知人から、不審な荷物の譲渡・勧誘を受けないよう徹底してください。
(連絡先)在ホーチミン日本国総領事館
住所:261 Dien Bien Phu Street, Xuan Hoa Ward,Ho Chi Minh City, Viet Nam
電話: (+84)-028-3933-3510
ホームページ:https://www.hcmcgj.vn.emb-japan.go.jp/
外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)
※在留届を提出されている方は、記載事項変更(転居等による住所変更、携帯電話番号やメールアドレスの変更等)又は帰国・転出の際には、必ず手続きをお願いします。(ORRnet:https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/ )
※3か月未満の短期渡航者の方は、「たびレジ」の登録をお願いします。登録者は,滞在先の渡航情報や緊急事態発生時の連絡メールの受信が可能です。 (たびレジ:https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )
※たびレジ簡易登録をされた方でメールの配信を停止したい方は、以下のURLから停止手続きをお願いします。 https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete
※災害や騒乱等が発生した際、ご家族、ご友人、同僚を守るため、一人でも多くの方に安全対策に関する情報が届くよう、在留届(3か月以上の滞在)の届出、又はたびレジ(3か月未満の滞在)の登録を、お知り合いの方や出張者・旅行者にご案内いただけますようお願いいたします。
出典:外務省海外安全情報オープンデータ
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/html/opendata/
本ページに記載の情報の内容については情報発信元の外務省・大使館・領事館等にお問い合わせください。

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