外務省海外安全情報
クリスマスおよび年末年始について
クリスマスから年末年始にかけてのこの時期は、祝祭ムードが高まる一方で、金品を狙った強盗、スリ、ひったくり等の一般犯罪が急増する傾向にあります。また、人の動きが活発になることに伴い、交通事故や飲酒に絡むトラブルも多発します。
皆様におかれましては、平時以上に「自分は狙われているかもしれない」という防犯意識を持ち、以下の安全対策を講じていただくよう強く推奨いたします。
1.安全対策の具体例
(1) 住居および留守時の対策
・戸締まりの徹底: 自宅の窓やドアの施錠を徹底してください。高層階であっても侵入される事例があるため、ベランダ等の施錠も忘れずに行ってください。
・情報の管理: 休暇等で長期間不在にする際、家政婦や警備員等に対し、不在の事実や詳細な日程を伝えることは避けてください。内部事情を知る者による手引き(共謀)のリスクを排除するためです。
・事務所の防犯: 年末年始の休暇明けに事務所荒らしの被害が発覚するケースもあります。貴重品や重要書類を事務所内に残さないよう管理を徹底してください。
(2) 車両移動時の対策
・常時施錠と警戒: 乗車中は必ず全てのドアをロックし、窓を閉めてください。窓を開けての携帯電話の使用は、ひったくりの標的となりますので絶対にお止めください。
・車内への物品放置禁止: 駐車時は、車外から見える場所に鞄や小銭等を一切置かないでください。わずかな物でも窓ガラスを割られる原因となります。
・交通事故への警戒: この時期は交通マナーが悪化し、飲酒運転による事故も増えます。周囲の車両の動きに十分注意し、防衛運転を心がけてください。
(3) 外出時・歩行時の対策
・「歩きスマホ」の禁止: 歩行中の携帯電話の使用は、周囲への警戒心を低下させ、格好のターゲットとなります。
・目立たない行動: 華美な服装や貴金属の着用は避け、現金やカード類の持ち歩きは必要最小限にとどめてください。
・群衆と孤立の回避: マーケット等の混雑した場所ではスリに警戒し、逆に人通りの少ない場所や時間帯(夜間・早朝)の移動は避けてください。
・警察官への対応: 警察官を装った恐喝や、不当な言いがかり事案も報告されています。不審な検問等に遭遇した場合は、安易に降車せず、周囲の状況をよく確認してください。
3.万が一被害に遭った場合
強盗等の被害に遭遇した際は、犯人が銃やナイフ等の凶器を所持している可能性が高いため、身の安全を第一に考え、絶対に抵抗しないでください。
金品よりも「命を守ること」を最優先に行動してください。
4.連絡先
被害に遭われた場合や、緊急の事態が発生した場合は、直ちに当館までご連絡ください。
【問い合わせ先】
在モザンビーク日本国大使館 領事・警備班
Tel: +258-84-210-9072
Tel: +258-84-125-3402
メール:embjpmoz@mp.mofa.go.jp
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出典:外務省海外安全情報オープンデータ
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/html/opendata/
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