外務省海外安全情報
【安全情報】クリスマス・マーケットを安全に楽しむために
●今月(11月)下旬からドイツ国内各地においてクリスマス・マーケットが開催されます。
●昨年はドイツ国内においてクリスマス・マーケットに車両が突入する事案が発生し多数の死傷者が出たほか、クリスマス・マーケットへの襲撃を企図したとして複数の人物が逮捕されています。
●多くの人が集まるイベントは、テロの標的となる可能性があり、スリや置き引きなどの各種犯罪が多く発生しますので、最新情報の入手に努め不測の事態に巻き込まれないよう十分注意してください。
●防犯意識を高く持って安全にクリスマス・マーケットをお楽しみください。
1 テロ・一般犯罪に対する注意
多くの人が集まるイベントはテロの標的になる可能性があり、スリ、置き引きや暴行などの一般犯罪も多発します。
昨年12月にはザクセン・アンハルト州マクデブルク市においてクリスマス・マーケットに車両が突入し、6名が死亡し300名以上が負傷する事件が発生したほか、ヘッセン州やバイエルン州、バーデン・ヴュルテンベルク州でも、クリスマス・マーケットへの襲撃を企図したとして複数の人物が逮捕されています。2016年にはベルリンにおいてクリスマス・マーケットに大型トラックが突入するテロ事件が発生しています。
治安当局もドイツ国内におけるテロの脅威を繰り返し強調しています。
また、毎年クリスマス・マーケット期間中に財布を盗まれたり、旅券を紛失したりして総領事館を訪ねて来る方がおられます。
せっかくの観光体験が台無しにならないよう会場を訪れる際には以下の点に注意を払い、テロや一般犯罪に巻き込まれないよう心掛けてください。
(1)最新の関連情報の入手に努める(新聞、ニュース等に加え、警察が発信するXなどのSNS情報も有益)。
(2)会場ではまず避難経路を確認するとともに、周囲の状況に注意を払い、不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れるなど、その場の状況に応じ安全を確保する。避難の際には治安機関の指示に従い、冷静さを保つよう心掛ける。
(3)多額の現金や貴重品は持ち歩かないようにし、現金や旅券等は衣服の内ポケット等に別々にして携行する。カバンやバッグは、ファスナーやボタンを閉めて前に掛けるか脇に抱えて持つ(身体から離さない)。
(4)夜間の外出、人通りの少ない道や危険区域を避ける。夜間の移動はなるべくタクシーを利用する(配車アプリを利用することで料金等のトラブルを防ぐことができます。)。
(参考情報)
■ 「安全の手引き」(ドイツ)
https://www.de.emb-japan.go.jp/files/100294519.pdf
■ 「たびレジ」(3か月未満の渡航の方)/ 在留届(3か月以上滞在される方)
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html
■ スマートフォン用 海外安全アプリ
https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/oshirase_kaian_app.html
※災害や騒乱等が発生した際、ご家族、ご友人、同僚を守るため、一人でも多くの方に安全対策に関する情報が届くよう、在留届(3か月以上の滞在)の届出、又はたびレジ(3か月未満の滞在)の登録を、お知り合いの方や出張者・旅行者にご案内頂けますようお願い致します。
在フランクフルト日本国総領事館
MesseTurm 34.OG, Friedrich-Ebert-Anlage 49, 60327, Frankfurt am Main
代表電話: +49-(0)69-2385-730(閉館時は緊急電話対応業者につながります)
領事部メール: konsular@fu.mofa.go.jp
出典:外務省海外安全情報オープンデータ
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/html/opendata/
本ページに記載の情報の内容については情報発信元の外務省・大使館・領事館等にお問い合わせください。

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