外務省海外安全情報
マリ全土によるガソリン・軽油不足に関する注意喚起
●国内で深刻なガソリン・軽油不足が発生しています。
●マリ滞在中の方々は、電力供給の停止に備え十分な食料や必需品の確保をしておくことをお勧めします。
●マリへの渡航を計画されている方は、最新情報を確認し、渡航計画を再検討することを強くお勧めします。
1 現在、国内では深刻なガソリン・軽油不足が発生しております。これは、地方でテロリストによる燃料輸送車の襲撃事案が多発していることが主な原因です。
2 首都バマコでも、ガソリンスタンドは以前のように営業できない状況です。営業しているスタンドには給油を求める車両が殺到し、周辺では長時間の渋滞が発生しています。さらに、燃料不足により物流が滞っており、店舗には商品が届かず、棚に商品がほとんど並ばないといった状況も見受けられます。発電機の稼働にも大きな影響を及ぼしており、発電機が動かないことで冷蔵・冷凍設備が停止し、食品の品質が著しく低下するなど、食の安全面でも懸念が広がっております。
3 燃料不足は市民生活や経済活動のあらゆる面に深刻な影響を与えており、今後は仕事の機会の減少、収入の不安定化などを背景に、一般犯罪の増加も懸念されております。
4 現在、マリに滞在中の方々は、燃料不足や物流の混乱に注意し、移動や生活に支障が出ないよう準備を行ってください。特に、電力供給の停止に備え、十分な食料や必需品を確保しておくことをお勧めします。
5 渡航を計画されている方は、最新情報を確認し、渡航計画を再検討することを強くお勧めします。
(現地大使館連絡先)
○在マリ日本国大使館
住所:Avenue du Mali, devant le Ministere de l’Economie et des Finances, Hamdallaye ACI2000, Bamako Mali
電話(市外局番なし)4497-9220
国外からは(国番号:223)4497-9220
緊急携帯電話(夜間、休館日):(市外局番なし)6675-3326
国外からは(国番号:223)6675-3326
ホームページ:http://www.ml.emb-japan.go.jp/j/index.html
出典:外務省海外安全情報オープンデータ
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/html/opendata/
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