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2025.10.21|外務省情報|カメルーン|

カメルーン大統領選挙:結果発表直前における注意喚起

【ポイント】
 報道等によりますと、10月12日に投票が行われたメルーン大統領選挙について、憲法評議会は、10月22日(水)に異議申し立ての公聴会を開き、10月23日(木)に選挙結果を発表するという情報があります。
 既にお知らせのとおり、野党支持者等が国内複数の都市において抗議活動を行うなど政治的緊張が高まりつつある中、選挙結果発表をきっかけに、急速に治安が悪化する可能性が否定できませんので、不測の事態に巻き込まれることがないように十分注意して行動してください。


【本文】
 報道等によりますと、10月12日に投票が行われたカメルーン大統領選挙について、憲法評議会(ヤウンデ市、パレ・デ・コングレ内)は、10月22日(水)に異議申し立ての公聴会を開き、10月23日(木)に選挙結果を発表するという情報があります。
 既にお知らせのとおり、選挙管理局(ELECAM)が投票結果を改ざんしていると主張する野党支持者等が国内複数の都市において抗議活動を行うなどし、政治的緊張が高まりつつあります。選挙結果の発表内容については予断できない一方で、その内容に納得がいかない者による抗議活動や、選挙関連施設や政府関係施設に対する襲撃、対立する支持者間の衝突等の発生、また、これらの混乱に便乗した略奪行為が発生したり、一般犯罪が増加したりする等、治安情勢が急激に悪化する可能性が否定できません。
 また、混乱を防ぐためとして、当局による検問の強化や交通規制が行われることも予想され、治安情勢が悪化した場合には、該当する地域に軍などの治安部隊が展開される可能性も排除されません。
 したがって、情勢が落ち着くまでの間は、不測の事態に巻き込まれることがないよう、下記に十分注意して行動してください。

●不要不急の外出は可能な限り控え、自宅等の身の安全が確保されている場所に待機する。
●待機する場所には、数日~1週間程度生活が可能な程度の水、食料、着替え、携帯電話等の通信機器、停電等に備えて懐中電灯や携帯電話等の予備バッテリー、待避等に備えてパスポート、現金、クレジットカード等を準備しておく。
●やむを得ない理由で外出せざるをえない場合には、
・選挙関連施設、その他公共施設、選挙事務所その他選挙関係者が多く集まる場所等は避ける。
・街頭において抗議デモ等を見かけたら直ちにその場から離れる。
・公共の場では選挙に関する不用意な言動は慎む。
・警察等による検問等に備え、必ず身分証明書を携帯し、検問等があった場合には協力的に対応する。
・夜間の外出は控える。日中であっても単独外出は控え、複数人で行動する。
●今後も選挙に関する最新情報の入手に努め、適切に情勢を見極め、状況に応じて混乱に巻き込まれない行動をとる。


在カメルーン日本国大使館 領事班
Ambassade du Japon au Cameroun
1535, Rue 1828, Bastos-Ekoudou, Yaounde, Cameroun (B. P. 6868)
Email: ryojicameroun@yd.mofa.go.jp
Tel: (237) 222-206-202、(237) 222-206-203(代表電話)
(237) 677-508-188 (閉館時緊急電話)
HP: https://www.cmr.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

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出典:外務省海外安全情報オープンデータ
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/html/opendata/
本ページに記載の情報の内容については情報発信元の外務省・大使館・領事館等にお問い合わせください。