外務省海外安全情報
2025.09.10|外務省情報|チリ|
(注意喚起)9月11日及び18日前後のデモ・犯罪被害・飲酒運転への注意について
毎年、9月11日(1973年軍事クーデター発生日)の前後数日間は、学生、左派グループ等によるデモが行われ、これが大規模な暴動に発展することがありますのでご注意ください。
昨年、9月11日は、チリ全土で騒動、略奪及び損害が発生し、サンティアゴ首都圏を含む各地で発生した暴力行為等により逮捕者は50人を超えました。9月11日の前後は、地域によっては危険な所もあるため、危険な事態に巻き込まれないよう、外出の際には報道等により事前に情報を収集するよう努めてください。
また、9月18日の独立記念日にかけては、例年、チリ国内各地で祝賀行事が行われ、スリやひったくり等の犯罪が多発する傾向があります。さらに、飲酒の機会が増える時期でもあるため、飲酒運転による交通事故が多発し、歩行者や周囲の車両が巻き込まれるケースも少なくありません。特に夜間や人出の多い時間帯には、路上での事故に巻き込まれる危険性が高まるため、外出や移動の際には十分注意してください。
デモ・抗議活動に遭遇した場合には、できるだけ近づかないようにし、交通網の混乱に留意するとともに、不測の事態に巻き込まれることがないように注意してください。また、やむを得ず抗議行動の現場付近に行かざるを得ない事情がある場合には、巻き込まれることがないよう細心の注意を払い、少しでも早く該当箇所を離れるように努めてください。
出典:外務省海外安全情報オープンデータ
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/html/opendata/
本ページに記載の情報の内容については情報発信元の外務省・大使館・領事館等にお問い合わせください。