外務省海外安全情報
健康関連注意喚起情報:カフエ川流域の河川・土壌汚染
令和7年8月6日
在ザンビア日本国大使館
【ポイント】
○在ザンビア米国大使館発表によると、米国政府は、シノ・メタルズ・リーチ社の鉱滓ダム決壊の影響を受けたコッパーベルト州キトウェ及びその周辺地域から、全ての米国政府職員の即時撤収を命じました。また、自国民に対し、健康被害のおそれについて注意喚起するとともに、予防措置をとるよう勧告しました。
○邦人の皆様におかれましても、健康被害の防止にご留意いただくようお願いします。
【本文】
1 在ザンビア米国大使館から自国民への予防措置の勧告
8月6日7時頃(当地)、在ザンビア米国大使館は、カフエ川流域の河川・土壌汚染について、以下の内容で自国民に対し注意喚起するとともに、予防措置をとるよう勧告しました。
(1)米国政府は、全ての米国政府職員に対し、シノ・メタルズ・リーチ社の鉱滓ダム決壊(本年2月)の影響を受けたキトウェとその周辺地域(チャンビシ(Chambishi)、チャンビシ川(the Chambishi Stream)とムワンバシ川(the Mwambashi River)沿いの全域(ムワンバシ川とカフエ川の合流地点まで))からの即時撤収を命じるとともに、キトウェへの渡航を回避するよう指示した。
(2)チャンビシのシノ・メタルズ・リーチ社の鉱山の周辺及び下流域のキトウェに至る地域にいる自国民に対し、重金属で汚染された水又はそれを用いて調理された食物への曝露と摂取を避けるための予防措置をとるよう勧告する。
(3)新たに得られた情報によると、ヒ素、シアン化合物、ウランその他の重金属等を含む有害かつ発がん性の物質が広がっており、水、土壌及び汚染物質の空中浮遊による大気汚染による即時的な健康被害及び長期的な健康被害のおそれがある。
2 シノ・メタルズ・リーチ社の鉱滓ダム決壊による汚染及びそれに対するザンビア政府の取組に関し、ザンビア政府の記者会見が8月7日午前10時から開かれる予定です。
3 在留邦人や当地を訪問予定の皆様におかれましては、健康被害の防止にご留意いただくようお願いします。
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