外務省海外安全情報
【注意喚起】山岳事故に関する注意喚起
●夏の観光シーズンには、スイスの山では登山中の事故や行方不明等の山岳事故が毎年発生しており、日本人が救助の対象となるケースもあります。山へ行く際は、必要な装備を整え、決して無理のない行動を心がけてください。
●スイスでは標高2,000m超の山に簡単にアクセスできますが、疲労や気圧の変化で体調を崩すことがあります。特に心臓の弱い方や体調不良の方は、健康管理に十分ご注意ください。
●何らかの邦人被害情報等に接した場合には、下記連絡先(在スイス日本国大使館または在ジュネーブ領事事務所)に連絡してください。
1 夏の観光シーズンには、スイス国内の山は多くの観光客で賑わいますが、登山中の死亡・負傷事故、クレバス(氷河の裂け目)への滑落事故、行方不明事案等の山岳事故が毎年発生しており、日本人が救助の対象となるケースもあります。特に、グリンデルワルト、ツェルマット、サンモリッツ、マッターホルン、モンブラン山系(仏領を含む)等の山で本格的な登山をする場合は、出発前に適切な海外旅行保険に加入し、事前に適切な登山計画を立て、地元ガイドのアドバイスを十分に聞くなど、装備を怠りなく、無理をしないよう心掛けてください。
(参考:スイスアルペンクラブ(SAC)公式サイト)https://www.sac-cas.ch/en/
2 スイスでは登山電車やケーブルカー等の発達で2,000 メートルを超える高い山に比較的簡単にアクセスすることが出来ますが、短時間の簡易なハイキングであっても、旅行の疲労や急な気圧の低下により体調を崩す場合があります。特に心臓の弱い方、体調の悪い方、お年寄り、小さなお子様は健康管理に十分ご注意いただき、絶対に無理をしないようにしてください。
3 何らかの邦人被害情報等に接した場合には、下記連絡先に連絡してください。
(問い合わせ窓口)
○在スイス日本国大使館
電話:+41-31-300-22-22
メール:consularsection@br.mofa.go.jp
住所:Engestrasse 53, 3012 Berne, Switzerland
ホームページ:https://www.ch.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
(ジュネーブ州、ヴォー州、ヴァレー州及びティチーノ州に関する問い合わせ)
○在ジュネーブ領事事務所
電 話 :+41-(0)22-716-9900
メール:consulate@br.mofa.go.jp
住 所:82, rue de Lausanne, 1202 GENEVE, SUISSE
ホームページ:https://www.geneve.ch.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
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https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete
(了)
出典:外務省海外安全情報オープンデータ
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/html/opendata/
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