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2025.06.11|外務省情報|ニカラグア|

【注意喚起】スクリューワームの人への感染に注意してください

 ニカラグア国内で、スクリューワーム(Gusano Barrenador del Ganado)の人への感染が増加しています。ご注意ください。

1 感染状況
(1)ニカラグア農業衛生研究所(IPSA)によると、ニカラグア国内で現在までに117例のスクリューワームの人間への感染が確認されたと報告されており、3月に報告された67例からさらに感染者数が増加しています。
(2)人間への感染例の国内県別の内訳は、マナグア県が42例(畜産地域ではありませんが、ペットを含め感染した犬の数が多いために人間への感染が起きています)、次いでカラソ県が11例、チナンデガ県が10例、その他にマサヤ、北部カリブ海沿岸自治州(RACCN)、南部カリブ海沿岸自治州(RACCS)、レオン、グラナダ、ヒノテガ、リバス、マタガルパ、リオ・サン・ファン、マドリスの各県で報告されています。

2 症例
 IPSAによると、中には犬や猫に寄生したスクリューワームの幼虫が、人間の傷口から侵入することで感染し、顔面、性器、乳房に寄生した重症例も見られています。

3 対策
 家畜と接することが多い場合には、家畜に傷口がないか定期的に確認し、自分自身に傷口がある場合は清潔に保ち、長袖などで保護するよう心がけて下さい。

※スクリューワームは、ハエが人を含む哺乳動物に卵を産むことによって感染し、その幼虫が組織を破壊することで深刻な被害をもたらします。家畜と接することが多い場合や傷口がある場合には感染リスクが高くなります。


在ニカラグア日本国大使館 領事班 
Embajada de Japon en Nicaragua, Seccion Consular
TEL:(505)2266-8668~8671 FAX:(505)2266-8566
メール: consuladojp@mg.mofa.go.jp
緊急時:(505)8853-3130

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出典:外務省海外安全情報オープンデータ
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/html/opendata/
本ページに記載の情報の内容については情報発信元の外務省・大使館・領事館等にお問い合わせください。