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2025.06.07|外務省情報|南アフリカ共和国|

ケープタウンにおける外国人観光客に対する犯罪被害情報

●外国人観光客に対する路上強盗、カード詐欺、車上荒らしの犯罪被害が多く発生しています。
●犯罪被害に遭われた方の多くが一名、または女性二名で行動中に発生したという傾向があります。


 ケープタウンでは外国人旅行者に対する犯罪行為が引き続き多発しております。事案は昼夜問わず発生しており、犯罪被害に遭われた方の多くが一名または女性二名での行動中に発生している傾向があります。以下1から3がケープタウンにおける外国人旅行者をターゲットとした主要な犯罪事案となっていますので、市内観光を行う際には十分に注意を払って行動するようお願いします。

1 路上強盗
 人通りの少ない通りで昼夜問わず待ち伏せしてターゲットを選定し、ナイフを突き付けて脅す、もしくは集団で囲うといった犯行が多くみられます。いかにも観光客であるような振る舞いをしている方(スマートフォンやコンパクトデジタルカメラ等の機材で撮影しながら歩行、スマートフォンを注視しながら目的地を探す素振り)がターゲットにされやすい傾向にあります。
(1) 可能な限り複数名で行動してください。
(2) 不必要な徒歩移動は控え、徒歩移動の際は常に周囲を警戒してください。
(3) 人通りが少ない場所や通りには立ち入らないでください。
(4) 万一、強盗に遭遇した場合は絶対に抵抗しないでください。

2 カード詐欺・窃盗
 バスターミナルでの待機中や歩道を通行していると以下のような手口で近寄り、ATMやテンキー型の偽造マシンを壁に取り付けてクレジットカードを挿入するよう誘導してきます。
・事前にバスの予約をしていても乗車するためにはチケットの発行が必要
・映画の撮影を行っているため通行には許可証が必要
・公道での酒類の持ち歩きには許可証が必要
・大統領が演説しているため許可証が必要
 その後ATM等の操作方法を教える振りをして、暗証番号を盗み見、クレジットカードを巧みに搾取し、不正出金、不正取引を行う手口です。犯人らは制服のような身綺麗な格好で「Security」と書かれたバッチ等を着用していることもあります。 また、ATMや店舗の決済端末に不正な装置を設置し、カードの記録情報を盗み取るスキミングも横行しています。
(1) 公道の通行に許可証が求められることはありません。
(2) ATMや発券機で許可証が発行されることはありません。
(3) 第三者の前でATMを操作しないでください。
(4) クレジットカードの取引が即時通知(メール等)されるよう設定し、利用上限額を設定するほか 、通知や利用履歴を定期的に確認することを推奨します。

3 車上荒らし
 路上駐車・有料駐車場に限らず、駐車して運転手が車両から離れるのを見計らって犯行に及びます。ケープタウン市内中心部で短時間の駐車で車両に戻ったところ窓ガラスを割られ、助手席に置いていた鞄を盗まれたケースもありました。できる限り狙われない対策を講じて下さい。
(1) 車両を離れる際は、車外から見える位置に荷物等を車内に留置しないようにしてください。
(2) 事前にトランク内へ収納しておくなど、第三者の目につく場所での荷物等の整理、収納作業等を控え、車内に荷物があることを悟られないようにしてください。

4 以下のページから過去の安全情報(邦人被害情報等)を確認できますので、併せて安全対策の参考にしてください。
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0027

5 万一、事件・事故等に巻き込まれた場合は、警察当局へ被害を届け出ると同時に、その概要を在ケープタウン領事事務所に連絡してください。

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在ケープタウン領事事務所
電話:(国番号27)-(0)21-425-1695
メール:enquiries@pr.mofa.go.jp
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出典:外務省海外安全情報オープンデータ
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/html/opendata/
本ページに記載の情報の内容については情報発信元の外務省・大使館・領事館等にお問い合わせください。