外務省海外安全情報
ATMにおけるスキミング被害の防止について
●コロンビアではATMに隠しカメラが埋め込まれている、あるいはカードリーダー部分に不正な読み取り装置が設置されている場合があります。
●暗証番号入力時は、手で覆うなどして周囲から撮影されないようにして下さい。
1 20日、ボゴタ市チャピネロ警察署は、ATMにおいてスキミングを行ったとして、犯罪組織の構成員3名を現行犯逮捕しました。これは、犯人が事前にATMのカードリーダー部分に何らかの装置を仕掛け、スキミングをしてATM利用者のカード情報を抜き取ったものでした。
2 コロンビアにおけるATMのスキミング手口には、(1)ATMのカードリーダー部分に不正読み取り装置を設置するもの、(2)ネジ等ATMの一部と見せかけて極小カメラをATMに埋め込み、有線又は無線により暗証番号等のカード情報を犯人がいる場所に中継又は録画するものがあります。
3 防犯対策として以下をお勧めします。
(1)利用前にATM周辺に不自然なネジ等の構造物が付属してないか、床に不審なコードがないかを確認する。
(2)暗証番号を入力する時はもう片方の手で入力部分を覆い、撮影されないようにする。また、カード番号等も周囲から見えないようにする。
(3)明るい場所又は銀行内など信頼できる場所にあるATMを使用する。
(4)不正な引き出しがないか、口座残高をこまめに確認する。
【問い合わせ先】
在コロンビア日本国大使館
Carrera 7 No.71-21、Torre B Piso 11、Bogota D.C.
(開館時間:平日9:00-12:00、13:30-17:30)
https://www.colombia.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
出典:外務省海外安全情報オープンデータ
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/html/opendata/
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