外務省海外安全情報
長距離バス、船のチケット購入時における黄熱病予防接種証明書提示等の開始について
【ポイント】
●4月28日、コロンビア運輸省は、国内を長距離バス又は河川を船で移動する際、チケット売り場や旅行代理店での購入時において、黄熱病予防接種証明書の提示が必要となる旨発表しました(飛行機の移動は除く)。
●同証明書がない場合は、感染は自己責任であり、第三者への感染についても責任を負うとの誓約書に署名すれば長距離バスや船を利用できます。
【本文】
1 4月28日、コロンビア運輸省は、コロンビア国内を長距離バス又は河川を船で移動する際、チケット売り場や旅行代理店での購入時において黄熱病予防接種証明書の提示が必要となる旨の通達を発表しました(飛行機の移動は除く。)。同証明書を持っていない場合、自分自身や第三者への感染について責任を負う旨の誓約書(declaracion)に署名する必要があります。また、旅行の10日前までにワクチン接種を受けていない方も同様に宣誓書に署名をする必要があります。なお、オンラインでチケットを購入の場合は、乗車時に、同接種証明書を提示するか、誓約書に署名をする必要があります。
運輸省通達2025年第217号
https://mintransporte.gov.co/buscar/?q=fiebre+amarilla
2 この措置は、トリマ県を中心に国内で確認されている黄熱病の感染拡大を抑止するものです。
なお、令和7年4月17日に保健省より健康危機宣言が発表されております。
保健省HP
https://www.minsalud.gov.co/salud/publica/PET/Paginas/Fiebre-amarilla_Old.aspx
3 黄熱病は蚊を媒介とする感染症であり、標高2,300m以下のほぼ全域で感染する可能性があります。予防策として、肌の露出を避け、虫除けスプレー(DEET30%、12歳以下はイカリジン15%を推奨)を使用(服の上からでも可、1日2-3回推奨)、宿泊する場合は密封性の高い部屋を選ぶ、蚊帳や蚊取り線香を利用する等の対策をとって下さい。なお令和7年現在、ボゴタのエル・ドラド国際空港や一部市内の病院で無料の予防接種が受けられるサービスを実施中です。
【問い合わせ先】
在コロンビア日本国大使館
Carrera 7 No.71-21、Torre B Piso 11、Bogota D.C.
(開館時間:平日9:00-12:00、13:30-17:30)
https://www.colombia.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
出典:外務省海外安全情報オープンデータ
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/html/opendata/
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