●5月6日夜遅く、政府はベリーズ郡の一部地域とカヨ郡の一部地域に非常事態宣言を発令した。
●発令の理由は、ここ数週間にわたり各地域でギャング組織による強盗や銃撃事件が増加し治安が悪化したため。
●対象期間は5月6日から30日間とし、以降は治安状況を見て終了または宣言が延長される。

5月6日の夜、ベリーズ政府はベリーズ郡の一部地域とカヨ郡の一部地域に対し、治安悪化を理由とする非常事態を宣言しました。
対象地域は、以下のとおりです。

【対象地域】
・ベリーズ市 南部地域を中心に、一部北部地域（ハンディサイド通り周辺）
・ベリーズ郡 レディビル村（一部ローズバンク村を含む）
・ベリーズ郡 ウェスタンパラダイス村（ジョージ・プライス・ハイウェイの８マイル地点）
・カヨ郡 ローリングクリーク村（ベルモパン市近郊の村）
・カヨ郡 カマロテ村（ベルモパン市近郊の村）

ここ数週間、上記対象地域を含め国内でギャング組織による強盗や銃撃事件が相次いで発生したため、治安状況が悪化しています。このため政府は、治安改善のため非常事態宣言を発令しました。非常事態宣言中は対象地域内において、警察官は正式な令状や指令本部からの指示なしに容疑者を緊急逮捕、拘束することができます。また、非常事態宣言対象地域外においても指名手配書を配布し、容疑者を発見次第、同様に緊急逮捕をする事ができます。邦人の皆様におかれましては期間中、事件等に巻き込まれないよう、できるだけ不要不急の外出を控え、外出する場合にあっては単独での行動はなるべく控えるようにしてください。特に非常事態宣言対象地域内または、対象地域の近隣にお住まいの場合、夜間は安全な屋内で過ごすよ
うにお願いいたします。


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