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2025.05.07|外務省情報|インド|

インド軍によるパキスタンへの軍事攻撃に伴う注意喚起(その2)

●5月7日午前、インド外務省は軍とともに、本日未明のパキスタンに対する軍事攻撃に関するブリーフィングを実施し、攻撃に至った背景、攻撃内容につき説明しました。
●北部インドの12空港(下記)は、5月10日(土)5時29分(インド時間)まで閉鎖されます。
●邦人の皆様においては、引き続き不要不急の外出を避け、情報を注視するようお願いします。
●6日付の領事メールでお知らせした民間防衛訓練が、本日午後4時から午後7時まで実施される旨の報道が出ています。


1.5月7日午前、インド外務省はインド軍とともに、本日未明のパキスタンに対する軍事攻撃に関するブリーフィングを実施したところ、そのポイントは以下のとおりです。
(1)パハルガムにおけるテロ事件の背景(犯人の動機(カシミール平常化の妨害)、犯行組織の詳細、犠牲者のほとんどが家族の目の前で頭を撃たれた点等)に触れ、事件後にパキスタンから適切な対応が取られなかったため、軍事攻撃に踏み切ったと発言。
(2)7日午前1時5分から1時半まで、インド軍はパキスタン及びパキスタン側カシミールに所在する9つのテロ関連施設を攻撃。これらの施設はテロリストの訓練施設・出撃拠点であり、印パ国際国境及び管理ライン(LOC)に近接する場所に位置する。
(3)陸軍及び空軍から、攻撃目標となった9つのテロ関連施設の詳細(どの組織の拠点でどのテロ事件の犯人が訓練されていたか等)を画像と共に説明し、攻撃は特定のテロリスト関連施設を狙ったもの、パキスタン軍の施設を攻撃していない、民間人の被害は確認されていないと発言。
(4)インドは、パキスタンが誤った行動をとれば、断固対応する、また、情勢は引き続き展開中につき、改めてブリーフィングの機会を設けると述べた。

2 現時点での航空便、空港、鉄道の状況は、現時点では次のとおりですが、御自身でも最新情報の入手に努めてください。
(1)インド発東京行の航空便
デリー、ムンバイ、ベンガルールからの直行便は、通常通りの運航予定となっています。具体の運航情報については、航空会社のホームページをご確認ください。

(2)インド国内線
北部インドの下記12空港は、5月10日(土)5時29分(インド時間)まで閉鎖されますので、ご注意ください。
1. Leh (IXL)、2. Srinagar (SXR)、3. Jammu (IXJ)、4. Amritsar (ATQ)、5. Pathankot (IXP)、6. Chandigarh (IXC)、7. Jodhpur (JDH)、8. Jaisalmer (JSA)、9. Bhatinda (BUP)、10.Patiala、11.Kullu、12.Bikaner

(3)鉄道
 通常どおりの運行が予定されています。

3.民間防衛訓練
6日付けの領事メールでお知らせした民間防衛訓練が、7日の午後4時から午後7時まで実施される旨の報道があります。「サイレン(警報)が鳴る」「停電する」等する可能性がありますが、落ち着いて行動してください。

○在ムンバイ日本国総領事館
 住所:No.1, M.L. Dahanukar Marg, Cumballa Hill, Mumbai-400 026
 電話: (+91-22)2351-7101
 FAX : (+91-22)2351-7122
 Email: ryoji@by.mofa.go.jp
 ホームページ: https://www.mumbai.in.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

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出典:外務省海外安全情報オープンデータ
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/html/opendata/
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