外務省海外安全情報
邦人被害(乗車中の強盗未遂事件の発生)
以下のとおり、邦人が被害者となる乗車中の強盗未遂事件が発生しましたので、お知らせします。
1 発生日時
4月14日(月)午後10時30分ごろ
2 発生場所
サンパウロ市グリセーリオ通り(Rua Glicerio)辺りの路上
3 事件概要
グアルーリョス国際空港から配車サービスでサンパウロ市リベルダーデ地区内のホテルへ向かう途中、上記地点で赤信号を待っていた際、突然、何者かが右後方から飛び出してきて、硬いものを使用して助手席の窓ガラスを何度か叩いて割り、助手席を探って何かを奪おうとした。運転手のスマートフォンはダッシュボードに備え付けられており、運転手は抵抗を試みた。後部座席に乗っていた邦人は、運転手に構わず車を出すよう指示し、そのまま目的地のホテルまで送り届けてもらった。犯行時刻に周囲の人通りはなく、信号待ちをしていた他の車両もなかった。犯人は、12歳から15歳くらいの黒人系の少年で、身長160センチから170センチ、やせ型、坊主頭であった。幸い、邦人に被害はなかった。
4 被害概要
・配車サービス車両の窓ガラスの損傷
5 防犯対策
(1) 車両での移動中は、車内であっても油断せずに携帯電話・スマートフォンの使用を控えてください。使用する場合はエリアや周りの状況を確認し、使用は必要最小限にとどめてください。特に夜間は、携帯電話の光が外部に漏れて視認されやすく、停車中は狙われやすいことから、細心の注意を払う必要があります。
(2) 仮に事件に巻き込まれた場合には、命を守ることを最優先に考え、抵抗しないことが大切です。素直に犯人の要求に従い、逃走・抵抗またはそれと誤解されるような動きはしないようにしてください。
(3) 賊に手渡すための財布やある程度の現金を準備しておき、パスポートやカード類等の貴重品を車内の足下やトランク内に隠し置くのも一つの方法です。
(4) 過去にブラジルの各公館から発出された安全情報は、外務省の海外安全ホームページ上で履歴を確認することができます。また、当館ホームページ上では「安全の手引き」「邦人被害事例集」の資料を掲載しています。これらの資料も安全対策のご参考に是非ご活用ください。
●海外安全ホームページ、安全情報発出履歴リンク:https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0055
●当館ホームページ、「安全の手引き」、「邦人被害事例集」の資料リンク:
https://www.sp.br.emb-japan.go.jp/itpr_ja/SegSP_jp.html
※「たびレジ」に簡易登録した方でメールの受け取りを希望しない方は、以下のURLから変更・停止の手続きをしてください。
(変更)https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/auth
(停止)https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete
※「在留届」を提出した方で帰国、移転した方は、以下の手続きをしてください。
<帰国>
紙で在留届を提出された方は、当館にメール等で帰国届を提出してください。
ORRnetを利用されている方は以下のURLから手続きをお願いします。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html
<転居>
最寄りの在外公館に紙で提出するかORRnetを利用して在留届を提出してください。
※災害や騒乱等が発生した際、ご家族、ご友人、同僚を守るため、一人でも多くの方に安全対策に関する情報が届くよう、在留届(3ヶ月以上の滞在)の届出、又は「たびレジ」(3ヶ月未満の滞在)の登録を、お知り合いの方や出張者・旅行者にご案内いただけますようお願いいたします。
【問い合わせ先】
在サンパウロ日本国総領事館 領事部
電 話 (55-11)3254-0100
メール cgjassist@sp.mofa.go.jp
ホームページ https://www.sp.br.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
出典:外務省海外安全情報オープンデータ
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/html/opendata/
本ページに記載の情報の内容については情報発信元の外務省・大使館・領事館等にお問い合わせください。