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2024.04.12|外務省情報|レバノン|

【注意喚起】シリア人への反感に起因する暴力行為の連続発生

●4月7日に発生したレバノン軍団(LF)Jbeil地区幹部の誘拐殺害事案を受けてシリア人に対する反感が高まっており、同勢力支持者による路上でのシリア人に対する暴行事案の発生が報じられています。
●シリア社会民族党(SSNP)の車両が4月10日に山岳レバノン県Aley地区で放火された事案、ベカー県Jdita地区の同政党事務所が何者かによって破壊・放火された事案が11日に報じられています。
●4月11日午後には、同誘拐殺害事案の被害者の葬儀予定がソーシャルメディア上で報じられており、それを踏まえた同勢力の支持者によるベイルート市内を含む各地での道路封鎖等抗議活動予定も報じられています。
●今後も同種事案が国内各地にて発生する可能性がありますので、かかる暴力行為に巻き込まれないよう、外出される際は十分にご注意いただき、抗議行動、犯罪の現場に遭遇した場合は決して近づかず、速やかにその場を離れるようにしてください。


1 4月7日に発生したレバノン軍団(LF)Jbeil地区幹部の誘拐殺害事案を受けてシリア人に対する反感が高まっており、同勢力支持者による路上でのシリア人に対する暴行事案の発生が報じられています。今後も同種事案が国内各地にて発生する可能性がありますので、かかる暴力行為に巻き込まれないよう、外出される際は十分にご注意いただくようお願いいたします。

2 シリア社会民族党(SSNP)の車両が4月10日(水)に山岳レバノン県Aley地区で放火される事案、ベカー県Jdita地区の同政党事務所が何者かによって破壊、放火された事案が翌11日に報じられています。

3 4月11日午後には、同誘拐殺害事案の被害者の葬儀予定がソーシャルメディア上で報じられており、それを踏まえた同勢力の支持者によるベイルート市内を含む各地での道路封鎖等抗議活動予定も報じられています。

4 抗議行動、街頭犯罪等に巻き込まれないよう、関連情報を収集する、夜間の不要不急の外出は控えていただく、外出の際はできる限り複数人行動する等、十分にご注意いただくようお願いいたします。

5 抗議行動又は犯罪の現場に遭遇した場合は決して近づかず、速やかにその場を離れるようにしてください。抗議行動に巻き込まれないよう、改めて各人の行動にご注意いただきますようお願いします。万が一抗議行動に巻き込まれ、各種犯罪被害に遭われた場合には、最寄りの警察署(ISF)へ被害届を提出すると共に、邦人が被害に遭ったとの情報に万が一接した場合には、大使館にご一報いただきますようご協力をお願いします。


【問い合わせ先】
在レバノン日本国大使館
代表電話番号:+961-1-989751~3
領事直通:+961-1-989856/01-989855
領事携帯:+961-3-366018/03-345977
領事緊急:+961-3-362540
FAX番号:+961-1-989754
Eメール:consular.section@bt.mofa.go.jp

※災害や騒乱等が発生した際、ご家族、ご友人、同僚を守るため、一人でも多くの方に安全対策に関する情報が届くよう、在留届(3か月以上の滞在)の届出、又はたびレジ(3か月未満の滞在)の登録を、お知り合いの方や出張者・旅行者にご案内いただけますようお願いいたします。

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出典:外務省海外安全情報オープンデータ
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/html/opendata/
本ページに記載の情報の内容については情報発信元の外務省・大使館・領事館等にお問い合わせください。