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外務省海外安全情報

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2024.04.02|外務省情報|インド|

おたふくかぜ(ムンプス、流行性耳下腺炎)についての注意喚起

●おたふくかぜの流行がインド各地で発生し、邦人の感染例が複数確認されています。
●予防のため、おたふくかぜワクチン接種、および麻しん、風しん、水ぼうそう各ワクチン接種を検討ください。


1 現在、ケララ州、タミル・ナド州、マハーラーシュトラ州、テランガナ州、アンドラ・プラデシュ州、アルナチャル・プラデシュ州など国内各地でおたふくかぜの流行が報道されています。

2 おたふくかぜは、ムンプスウイルスが飛沫感染か接触感染することで引き起こされる病気で、2~3週間の潜伏期間後、唾液を作る耳下腺、顎下腺が腫れて痛み、熱が出ます。特効薬はなく、解熱鎮痛薬を使用しつつ、感染拡大を防ぐため外出をひかえ、安静を保つことが必要です。ほとんどの場合1~2週間で回復しますが、まれに難聴や不妊症などの後遺症が残ることがあります。
 感染力が強く、日本もインドもおたふくかぜワクチンは定期接種に入っていないため、過去に感染していない場合、子どもも大人も感染するリスクがあります。

3 予防には、合計2回のワクチン接種がとても大切です。インド国内ではMMR(麻しん・おたふくかぜ・風しん)3種混合ワクチンが利用可能ですので、接種に関して、現地医療機関を受診してご相談ください。
 日本からインド旅行や出張を予定されている方は、「海外渡航のためのワクチン」に加えて、おたふくかぜワクチン接種に関して、母子手帳やワクチン接種記録帳を持参のうえ、旅行前にかかりつけやトラベルクリックでご相談ください。
 
4 また、この機会に、インド国内各地で感染リスクのある、麻しん、風しん、水ぼうそうに関しても、ワクチン接種の必要性を医療機関であわせてご相談ください。

<参考情報>
厚生労働省 わかりやすい感染症Q&A 麻しん(はしか)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou16/pdf/01i.pdf
国立感染症研究所 流行性耳下腺炎(ムンプス、おたふくかぜ)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/529-mumps.html
厚生労働省 おたふくかぜワクチンについて
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001195975.pdf
米国疾病予防管理センター(CDC) Mumps(英語)
https://www.cdc.gov/mumps/index.html


このメールは、在留届及びたびレジの登録者宛に配信しています。
既にインドにお住まいではなく、在留届を出されたままになっている方は、本メールに返信の形で結構ですので、ご家族を帯同されていた場合には、ご本人を含め全員のお名前と出国日をお知らせください。

※災害や騒乱等が発生した際、ご家族、ご友人、同僚を守るため、一人でも多くの方に安全対策に関する情報が届くよう、在留届(3か月以上の滞在)の届出、又はたびレジ(3か月未満の滞在)の登録を、お知り合いの方や出張者・旅行者にご案内いただけますようお願いいたします。

(お問い合わせ先)
在コルカタ日本国総領事館 領事班
電話 : +91-(0)33-3507-6830(代表)
Email : ryoji_kolkata@cc.mofa.go.jp

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出典:外務省海外安全情報オープンデータ
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/html/opendata/
本ページに記載の情報の内容については情報発信元の外務省・大使館・領事館等にお問い合わせください。