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2024.03.28|外務省情報|ドイツ|

【注意喚起】ドイツにおける大麻の合法化と日本の大麻取締法、大麻の健康被害について

 ドイツでは、本年4月1日から、大麻(マリファナ)の所持、消費、栽培が条件付きで合法化されますが、ドイツ在留邦人の皆様、また、出張・旅行等でドイツを訪問される皆様におかれては、以下の点に十分ご注意ください。

1 ドイツでは、令和6年4月1日から、18歳以上の成人による大麻の所持・消費・栽培が条件付きで合法化されます。しかし、これには、所持量、使用場所等の制限や、18歳未満の者への譲渡の罰則厳罰化なども含まれています。

2 日本では、大麻取締法によって、大麻の所持等が禁止されており、日本に大麻を持ち込もうとした場合等は、同法による処罰の対象となります。また、日本国外において、大麻をみだりに、栽培したり、所持したり、譲り受けたり、譲り渡したりすることを罰する規定があり、罪に問われる場合があります。

3 大麻を乱用した場合には、幻覚作用や記憶への影響、学習能力の低下等の健康被害が生じることも指摘されています。
 ドイツにおいても大麻の有害性が否定されたわけではなく、合法化は大麻における闇市場を縮小し、薬物関連の犯罪を減らすことを目的としている点に留意してください。

4 日本及びドイツの法令を遵守の上、トラブルに巻き込まれたり、御自身の健康を損ねたりすることがないように御注意ください。


●ドイツ連邦保健省ホームページ
https://www.bundesgesundheitsministerium.de/themen/cannabis/faq-cannabisgesetz.html
●厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/index.html
●大麻取締法
https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=81108000&dataType=0&pageNo=1
●外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/oshirase_yakubutsuchuui.html

(参考情報)
■「安全の手引き」(ドイツ)
https://www.de.emb-japan.go.jp/files/100294519.pdf
■「たびレジ」(3か月未満の渡航の方)/ 在留届(3か月以上滞在される方)
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html
■ スマートフォン用 海外安全アプリ
https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/oshirase_kaian_app.html

【連絡先】
在ハンブルク日本国総領事館
Domstrasse 19, 20095 Hamburg
電話:040-3330-170(閉館時は緊急電話対応業者につながります)
E-mail: hamburg-ryoji@hb.mofa.go.jp
URL: https://www.hamburg.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

※「たびレジ」簡易登録をされた方でメールの配信を停止したい方は、以下のURLから停止手続きをお願いいたします。
URL: https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete

※災害や騒乱等が発生した際、ご家族、ご友人、同僚を守るため、一人でも多くの方に安全対策に関する情報が届くよう、在留届(3か月以上の滞在)の届出、又はたびレジ(3か月未満の滞在)の登録を、お知り合いの方や出張者・旅行者にご案内いただけますようお願いいたします。

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出典:外務省海外安全情報オープンデータ
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/html/opendata/
本ページに記載の情報の内容については情報発信元の外務省・大使館・領事館等にお問い合わせください。