２月２７日付の治安大臣発コミュニケ等で、政府は国民に対して治安状況の悪化の可能性につき伝えると共に、それぞれが以下について留意し、速やかに情報を防衛治安部隊（軍・憲兵隊等）に通知する等の協力を呼びかけています。

○重要施設付近において長時間たむろしている者の存在

○特段の理由なく興奮・いらつき状態にある者

○職場や学校生活上、理由もなく行動・態度に大きな変化があった場合

○戸建ての家での隠遁状態や塀等を高くして防護を高めている場合

○重要施設、戦略的施設における撮影行為

○不審な物や貨物の存在

○重要施設、戦略的施設の周辺における不審な車両の行動

　特に、同警戒理由に、政府によるテロ掃討作戦の成功による追い詰められたテロリストがあらゆる手段を用いて悪事を行う可能性に触れているところ、同通知上場所等についての限定はないため、ワカドゥグ市内を含めたブルキナファソ国内が対象と考えられます。

　つきましては、当面の間、テロ攻撃（集団での攻撃、個別の自爆テロ等）の危険性につき留意し、各種祭り事（ラマダン、イースター含む）、催し物、不特定多数の者が集まる場所（市場、レストラン等）への滞在は極力さける等、身を守る行動に努めてください。

　特に日没以降は最大限の注意をしていただきなるべく外出を避けること、どうしても人の集まる場所に短時間でも滞在する場合には避難口や身を隠す場所の目星をつける等安全に最大限に留意をしてください。

　また、市民への相互監視を呼びかけている状況となることから、御自身の行動や持ち物により不審者ととらわれないよう御注意をお願いいたします。

　最後に、本３月２日は、２０１８年にワガドゥグにて軍参謀本部等に対してテロ攻撃が白昼実施された記念日に当たり（かつ大手テログループの結成記念日）ますので、本日につきましても軍関係施設付近を含め近寄らない、夜間はなるべく外出しない等用心をお願いします。

在ブルキナファソ日本国大使館
(＋226) 25 37 65 06/09