topへ戻る

外務省海外安全情報

HOME > 外務省海外安全情報 > デング熱の発生数増加に関する注意喚起

2024.02.14|外務省情報|モーリシャス|

デング熱の発生数増加に関する注意喚起

●デング熱の感染者が急増しており、モーリシャス政府も警戒を呼びかけています。
●蚊除け対策を入念に行い、デング熱の症状が疑われる場合は、早期に医療機関を受診してください。


在留邦人の皆様

1. 昨年12月11日からのモーリシャスにおけるデング熱の総感染者数が888名(内2月11日現在の陽性者数539名)となり、死亡者も発生していることがモーリシャス政府より発表されました。ポートルイス市近郊や北部にとどまらず、各地で早いペースで感染者が増加しています。

2. モーリシャス政府は、デング熱に関する啓発活動、噴霧器による殺虫活動の他、入院を要さない患者の自宅療養に対応するために各地に監視ユニットを設立する等対応策を講じています。

3. デング熱はネッタイシマカやヒトスジシマカに刺されることで感染し、2日から14日(通常3日から7日)の潜伏期間後、およそ2割から4割の人が高熱、頭痛、筋骨格の痛みや発疹などで発症します。一般的には軽症ですみますが、まれに重症のデング出血熱やデングショック症候群と呼ばれる病態となり、死に至ることもあるため特に注意が必要です。

4. デング熱に有効な予防薬や治療薬はなく、蚊に刺されないことが最善の予防方法です。つきましては、以下の点を参考にして蚊に刺されないよう対策を講じるとともに、デング熱を疑う症状が出現した場合には早期に医療機関を受診するようにしてください。

・外出する際には長袖や長ズボンを着用し、靴もサンダル履きを避けるとともに、肌の露出した部分には定期的に虫除け剤を塗布する。

・虫除けスプレー、電気蚊取り器、蚊取り線香、殺虫剤、蚊帳などを使用する。

・突然の高熱や頭痛、筋骨格の痛みや発疹などの症状が出現した場合には直ちに医師の診察を受ける。

・蚊の幼虫は水たまりで繁殖するため、タイヤ、バケツ、ペットの餌皿を屋外に放置せず、また、植木の水受けには砂を入れるなどの対策を取る。蚊が隠れていそうな不衛生な場所や樹木の茂みに近寄らない。

≪問い合わせ先≫
モーリシャス保健・健康省24時間ホットライン電話番号「8924」

≪デング熱関連情報≫
厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000131101.html

国立感染症研究所
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/238-dengue-info.html

在モーリシャス日本国大使館
Embassy of Japan in Mauritius
Level6, Tower C, 1 Exchange Square
Ebene 72201
E-mail : japanembassy@mx.mofa.go.jp
Tel : +230-460-2200
FAX : +230-468-6612
https://www.mu.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

一覧へ戻る

出典:外務省海外安全情報オープンデータ
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/html/opendata/
本ページに記載の情報の内容については情報発信元の外務省・大使館・領事館等にお問い合わせください。