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2024.02.13|外務省情報|コンゴ民主共和国|

キンシャサ中心部における暴力的デモの現状(2月12日18時現在)(継続:注意喚起)

1 暴力を伴うデモ行為発生の可能性
 10日に引き続き、本12日もキンシャサ市内で大規模な暴力を伴うデモ行為が発生しました。10日のデモでは、複数の大使館や国連施設の前でタイヤが燃やされ、投石による破壊行為、また、あらゆる外交車両や国連車両への投石や放火等の破壊行為が発生しました。12日は、デモ隊の規模は10日よりも遙かに多く、またオートバイで移動するグループや徒歩グループ等、複数のグループに分かれて同時多発的に米、英、仏大使館前やプルマンホテル前等でタイヤを燃やし、また6月30日大通りを大勢で占拠してタイヤを燃やすなど多くの抗議活動が見られました。さらに今回はデモに便乗し、クルナやシェゲといった犯罪集団が複数の商店やスーパーを襲撃したとの情報もあります。
 幸い本日は10日と比べ、警察の配備が強化されたことで一定の抑止効果があったと見られ、また外交団がCDナンバーでの移動を極力自粛したこともあり、投石等の破壊行為は確認されませんでした。しかしながら、上述のとおり、犯罪集団がデモに便乗した略奪行為を行う等、デモ隊の動きへの同調者が増え、行動がさらに予測しづらくなったことから、市内の至る所でデモ活動や略奪行為に巻き込まれる危険性が高まっており、明13日以降もさらなる警戒が必要です。 

2 外出の自粛
 明13日もアメリカを始めとするインターナショナルスクールが閉校する方針であるほか、当地の各大使館の多くは引き続き閉館ないし、規模縮小での開館を行うなど、厳戒態勢を維持しています。明13日もいつどこで暴力を伴うデモ行為、略奪行為が発生するのか予測が難しく、市中のどこにいても、デモ隊の襲撃に巻き込まれる危険性が高いと考えられますので、皆様におかれては、安全確保のために、 可能な限り外出を控えていただきますようお願いいたします。
 また、明日以降も WhatsApp、領事メールにて危険情報をお知らせする予定ですので、引き続き、危機意識を最大限に高めていただき、ご自身の生命と安全を第一に、慎重に行動いただけますようお願いいたします。


(本件担当)
在コンゴ民主共和国日本国大使館
領事担当 大志万(+243 81 880 5912)
    
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出典:外務省海外安全情報オープンデータ
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/html/opendata/
本ページに記載の情報の内容については情報発信元の外務省・大使館・領事館等にお問い合わせください。